【ドラム】ミュージシャン・講師にApple Watchは必要なのか?【使い方の問題】
みなさんこんにちは、こんばんは
ドラマー兼講師のタクトです。
今回はすっかり世間にも受け入れられ始めたApple Watchがドラマーとして、講師として、はたまたミュージシャンとして必要なのかどうかを再考してみたいと思う。
Apple Watch
もはや説明不要。
Appleが世にスマートウォッチなる物を浸透させた、ガジェット好きなら一度は手にした事のある最高にイカした腕時計だ。
最初の頃は動きがもっさりだの、機能が思ったより使わないだの、運動しない人は要らないだの。
結構な言われようをしていた気がするが、長く着けている身としては半分正解だと思う。
俺だってApple Watchを着けているからと言って毎日どころか、定期的にすら運動なんてしていないし。
普段着けていても正直95%は時間を確認するといった、別に普通の腕時計でも十分な機能しか使っていない。
じゃあ残り5%の為に着けているのか?と聞かれればまさにその通りなのである。
ではその5%がどんな風に役立っているのか、ドラマー兼講師としての俺の場合で見てみよう。
講師として
普段メインの収入源としてドラムの講師をやっている。
その時に度々このApple Watchが役に立つ機会があるのだ。
それは
「曲の頭出し」
「タイマー」
この二つの機能だ。
ドラムフレーズを教えている時、iPhoneから練習用の音源をかける時がある。
その時に繰り返し曲を使いたい時に、この頭出し機能が役に立つ。
iPhoneの音をスピーカーから流す為に専用の線を繋ぐのだが、これがレッスン会場によっては部屋の端みたいな遠い所に置いてあるのだ。
月謝を払って通ってくれている生徒の為にも少しの時間も無駄にはしたくない。
たとえ数秒でも、曲の頭出しが出来てスムーズにレッスンが行えるのであれば、この機能は大いに役立っていると言えるだろう。
そしてタイマー機能はフィジカルトレーニングを行う時にはうってつけだ。
生徒の様子を観察しつつ、時間を気にすると見落としがあったりとレッスンの質を下げてしまう。
一度タイマーをセットしてしまえば腕にストップを知らせる振動が来るまで生徒の動きに集中する事ができる。
どちらもレッスンのクオリティに関わってくる。
生徒の為を思えば、自分にも評価として返ってくるので決して無駄ではないだろう。
ドラマーとして
ドラマーとしてApple Watchがどう役に立っているかというと
「曲の頭出し」
「タイマー」
この二つの機能が特に役立っている。
おいおい、文章コピペかよ!真面目にやれよ!
そんなツッコミが入ってきそうだが、実はこれがマジな感想なのだ。
曲の頭出しについては先に述べた理由と全く一緒である。
曲を練習する時にスタジオによってはiPhoneを繋ぐ線がドラムから遠い場合があるのだ。
ドラムは反復練習が多いので、曲を頭からかける事が結構多い。
その度にいちいちドラムセットの椅子から立ち上がり、iPhoneのところまで歩いていると、とんでもない時間を損している。
例えば曲を一回かけ直しに席を立って、戻ってくるまでに10秒かかったとする。
それを1回の練習で10回繰り返すと100秒、1分40秒無駄にしている。
そしてスタジオを週3回入ったとすると300秒、5分の無駄。
さらにそれを1ヶ月続けると20分の無駄。
そしてそれを1年続けると240分、なんと4時間もの練習時間を無駄にしている計算になる。
極端な例ではあるけど結局はチリツモやね。
そしてタイマーも正直前述と同じ役割である。
自主練でもフィジカルトレーニングはよくするので、5分続けよう!と決めた時にチラチラと時計を確認しながらだと集中力が削がれるのだ。
時々今何分やったか分からなくなる、といった地獄の状況からも脱せるし一石二鳥。
まとめ
今回はドラマー兼講師という俺の場合で再考、そして紹介をさせてもらった。
今のところApple Watchはマストな道具では無いが、あると何かと便利やし仕事が捗っているという結論。
同じ境遇のドラマーやミュージシャンの人なら結構使える情報だったんじゃないかと思う。
宝の持ち腐れになっているミュージシャンは明日から是非活用してみてくれ。
結局道具というのは使う目的によって有能にもなるし無能にもなる。
使う場面が限られていると散々言われてきたApple Watchも俺のような仕事をしている人間にとっては、自己研磨や総合的な評価に繋がる有意義な使い方を見つけられた時点で全体のたった5%の場面でも価値が十分あるのだ。
あとは普段から自分に合った使い方を見つけて、時計機能以外の使用率をもっと上げられたらいいんじゃないかと思う。
だってこれ4万円以上するんだもん。高いんだもん。(白目)
健康・運動管理やアプリ通知等のAppleが推している目玉機能よりも、自分ならこういう使い方が出来るのかも、という広い目線を持ってApple Watchに触れてみてはどうだろうか?
それでは